週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:政局不透明で“噂で買って事実で売る”。

147.65割れはショート検討

結論
自民党が国会で単独過半数を失い、与党は苦しい運びに
石破首相は続投(ただし辞任観測はくすぶる)
ヘッジファンドは円を“売り越し”へ傾斜
トレード方針:USD/JPYが147.65を明確に割り込むなら、ショート検討


週間ファンダメンタルズ(円)

急速に情勢が動くとき、相場は“整合的な矛盾”を抱えます。
今回もその典型。

選挙結果はマーケットの想定を外し、発表前はドル円がじり高、結果が出た途端に円買いへ反転。
いわゆる「噂で買って、事実で売る」が機能した格好ですね。

政治面では、与党の議席減で政策運営は難しくなり、首相は続投を表明しつつも辞任確率が意識される状況。
こうした“政局不透明=不確実性上昇”は円のセーフヘイブン需要につながりやすく、結果として円高方向のきっかけになります。

一方で、投機筋のポジションは円売り超へシフト。

これは
直前までのドル円上昇(噂相場)に便乗した動き、
その後の“事実判明→巻き戻し”でポジが振らされる、という短期筋らしい往来を映しています。

財政面の期待も一部で語られました。
野党の減税公約は当面実現性が低いとの見方が主流で、むしろ大型の景気刺激が走ればJGB利回り上昇=ドル円ベア(下目線)には逆風になり得る、という冷静な指摘も。

要は、“政治→金利→為替”の順番で効いてくるということですね。

総じて今は、政治不確実性が先行し、日米金利差のテーマは一瞬脇に置かれがち。
材料自体は派手ではないものの、ドル円は高値から下方向を試しやすい地合いだと感じています。

トレード戦略(USD/JPY)

基本スタンス:戻り売り優位。
エントリー条件:147.65のサポートを“終値ベース”で明確に割り込む→ショート。

運用のコツ:

分割で入る/分割で利確(イベントの“ヒゲ”対策)。
直近の戻り高値上に浅めのストップを置く。

無効化シナリオ:政治リスク後退やタカ派材料で149方向へ再浮上・定着してくる展開はいったん様子見。

補足:政局ネタはヘッドラインで上下に振れやすいので、サイズは控えめ→優位性が見えたら増すの順で。

まとめ

結果サプライズ→円のセーフヘイブン需要が出やすい局面。
投機筋は円売り越しへ動いたものの、短期は巻き戻しリスクも。
147.65割れが見えたらショートで丁寧に、戻りは粘らず利確でいきます。

— 今週も、無理せずコツコツでいきましょう。
ではでは。