今週の円相場見通し:政府の口先介入は後退、ドル円は売り場探しへ

政府は日銀の利上げに反対していない。
日銀は理由なく正常化を遅らせるつもりはない。
円安余地は限定的。
ドル円は150.7〜151/152.2の戻りを売り場。
週間ファンダメンタルズ
9月以降、政府要人の日銀批判が相次いだことで、ドル円は一時7%上昇しました。
しかし最近は空気が変わりつつあります。
石破首相は「日銀の政策判断は独立したもの」と強調。
赤沢財務相も「翌日物金利はデフレ脱却を前提に判断されるべき」とし、政府が過度に介入する姿勢を後退させています。
インフレは9月に2.8%→2.3%へ鈍化したとはいえ、2%以上の水準が2年以上続いており、12月や来年1月にも利上げの可能性は十分。
東京が本気で円安を望んでいるわけではなく、むしろ150円突破では再び為替介入リスクが高まると大手証券(みずほ、野村、三菱UFJ)が指摘しています。
一方で米経済の底堅さは依然としてドルを支える要因。米国債利回りの動きに敏感に反応しており、ドル円は米景気の行方次第で上下を繰り返す展開になりそうです。
トレード戦略
戦略はシンプル。ロングは利確、戻りは売り。
利確ゾーン:
147.35から仕込んだロングは、150.7〜151/152.2の抵抗帯で利確を検討。
売り戦略:
上記抵抗帯で反落の兆しが出ればショートへ切り替え。
まずは148.8、続いて147.9がターゲット。
注意点:
米経済が強すぎれば151台突破もあり得るが、その水準では政府・日銀の口先介入が再び活発化する可能性を忘れずに。
トレードは分割エントリー&分割利確でリスクを分散。
まとめ
政府の“日銀批判”は後退し、政策正常化を遅らせる口実は消えつつある。
インフレ鈍化は一服でも、2%以上が続く限り利上げ観測は生きている。
ドル円は150.7〜152ゾーンで売り場探しがメインシナリオ。
— 今週も無理せず、冷静にいきましょう。ではでは。