今週の円相場見通し:
米雇用統計で円が一時強含み、ドル円は押し目ロング狙い
結論
米雇用統計の強さが円を一時的に押し上げ。
東京は為替介入について沈黙を維持。
日銀の利上げは3月以降が有力。
ドル円の押し目はロングチャンス、ターゲットは160円超。

週間ファンダメンタルズ
為替介入の思惑と米雇用統計
12月の米雇用統計を前に、市場は「日本が再び為替介入に動くのでは」と警戒していました。
実際、ドル円は159円目前から反落。
表向きは「強い米雇用統計→米金利上昇→ドル買い」なのに、円が買われたのは「裏で介入があったのでは?」という思惑が広がったためです。
過去にも東京は「10円幅の急変動」や「2週間での4%上昇」を理由に介入を正当化してきました。
今回もその水準に近かったため、市場は敏感に反応した形ですね。
日銀のスタンス
一方で、日銀は当面は様子見の姿勢。
1月の利上げ観測は後退し、次の本命は3月と見られています。
上田総裁も「米国新政権の政策を見極めたい」と発言しており、拙速な判断は避ける方針です。
ただ、賃金動向は力強く、基礎賃金は前年比+2.7%(32年ぶりの水準)。
さらに今後も5%前後の賃上げが続く見通しで、国内インフレ圧力は着実に積み上がっています。
これが日銀の利上げ余地を裏付けています。

米国要因
米国側ではFRBが12月会合でタカ派寄りの見通しを示し、ドル買いを後押ししました。
加えて、トランプ政権の関税政策もドル円の上値を左右する要因です。
トレード戦略
基本戦略:
替介入の影響は一時的で、ドル高基調は崩れていません。
押し目があれば154円〜156円台でロング仕込み、ターゲットは160〜160.5円。
注意点:
介入観測が再浮上すれば短期的に急落リスクあり。
ただし「トレンドを転換させる力は弱い」と見ておくのが妥当。
まとめ
強い米雇用統計で円が一時的に買われたが、背景には介入思惑がありそう。
日銀は3月以降の利上げが有力視され、当面は様子見。
ドル円の上昇トレンドは健在で、押し目買い戦略が有効。
ターゲットは160円台、リスクは介入による短期乱高下。
— 今週は「介入の有無」と「米国金利動向」に注目。
慌てず押し目を待ってロングでついていきたいところですね。
ではでは。