週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:
先週は米PCE(2月)がコア+0.3%、+2.8%と“粘り”を示す一方、支出は+0.8%で底堅さを確認。

米Q4GDP改定は年率+3.4%へ上方修正され、金利差の構図が維持されやすい地合い。

ドル円は3/29時点で151.3近辺で越週し、年初来高値帯に張り付く形で新年度入りを迎える。

日本側では東京都区部コアCPI(3月)+2.4%と鈍化、2月鉱工業生産は-0.1%と弱め。

年度末フローが絡みやすい週で、上は当局牽制に敏感、下は米金利が支える綱引きになりやすい。


週間ファンダメンタルズ

米インフレ・成長:2月PCEはヘッドライン+0.3%、コア+0.3%。
パウエル議長も「想定線」と評価し、早期大幅利下げ観測は抑制的。
Q4成長は+3.4%と上振れで、金利・ドルの下支えに。

日本サイド:東京都区部コアCPI+2.4%と減速、物価の強度はやや落ち着き。
2月鉱工業生産-0.1%と想定外の弱さ。

国内では年度末・期末のリバランス/配当・決算関連フローがクロス円のノイズ要因。

相場の位置関係:ドル円は151円台で滞留。
過去高値帯(151.9前後)が視界に入る一方、ヘッドライン(当局牽制)に神経質。

トレード戦略

基本方針:金利差優位を前提に押し目買い>追随買いは短期。
年度末フローとヘッドラインに伴う上下ブレは“ヒゲ”になりやすく、分割エントリー/利食いを徹底。

水準感(目安):

レジスタンス:151.90(22–23年高値帯)→152.20。
初回上抜けはフェイク化に注意、確定足での定着後に順張り。

サポート:151.00/150.50/149.80。
イベントやフローでの突っ込みは149円後半~前半を段階拾い。

シナリオ分岐:
米インフレ粘着・データ堅調継続:上値トライ継続(151.9→152.2)。
噴き上げは段階利食い優先。

米データ弱め/リスクオフ・円買いフロー:151.00割れ→150.50テスト。
戻り売りを短期で回し、149.80での下げ止まり確認後に買い直し。

ヘッドライン後の成行追随は回避、ストップは節目の外側に。
1–5分足でボラ沈静化を待って参加。

まとめ

PCEの粘着×GDPの上方修正で、ドル円は151円台をキープしつつ高値圏での持久戦。

日本側の物価・生産はやや鈍く、単独での円高ドライバーは限定的。

テクニカルは151.90突破の可否が焦点で、上は152.20まで薄く、下は151.00→150.50→149.80が押し目候補。

年度末特有のフローによるノイズを前提に、上は短期・利確優先、下は引き付けて段階的に拾うスタンスで臨みたい。