週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:
賃金上昇と日銀利上げ観測で円買い優勢、ドル円は152.45突破ならロング戦略

結論

日銀の翌日物金利は1%への引き上げ観測。
日本の賃金は1997年以来の伸び率。
ドル円の方向性は米国インフレ統計に左右される。
152.45突破ならドル円ロングを狙う戦略が有効。


週間ファンダメンタルズ

日本の賃金上昇と日銀のタカ派発言

最新データでは日本の名目賃金が前年比+3.1%と1997年以来の伸びを記録しました。
これに加え、田村直樹審議委員が翌日物金利を1%へ引き上げる必要性に言及したことで、ドル円は2カ月ぶりの安値をつけ、円が主要通貨中トップのパフォーマンスを示しました。

バークレイズによれば「ドル売りというより円買いが進んでいる」とのことで、円の地位が改めて強調されています。

米国要因とインフレ懸念

米財務長官ベッセント氏は「トランプ大統領はFRBに介入しない」と明言。
10年債利回りの低下を望む姿勢が示されましたが、米国のインフレ動向がドル円の鍵を握ります。

予想:インフレ率は3%前後で推移。
過去傾向:直近14回中13回で予想を上回る結果。

もし今回も予想超えとなれば、FRBの追加利上げ観測が強まり、米金利上昇とともにドル円が反発する可能性が高いです。

政治・通商面の材料

日米首脳会談では日本車への関税は回避されました。
代わりに日本側が米国産LNG購入やトヨタ・いすゞによる対米投資拡大を提案。

この点は円の安心材料となる一方で、米国の通商政策次第で再びリスク要因となる可能性も残ります。

トレード戦略

基本戦略:
152.45を明確に突破したらロングエントリー。
上昇余地は154円方向までを意識。

代替シナリオ:
152.45を超えられない場合は再びレンジ入りし、149〜150円台での押し目売りが有効。

米インフレが予想を下回ればドル安に傾き、147円方向を試す展開も。

まとめ

日本の賃金上昇と日銀の利上げ観測は円高要因。
ただしドル円の主役は「米インフレ次第」。
152.45突破でロング狙い、未達なら戻り売り戦略が妥当。

— 今週は「米CPIの数字」と「152.45の攻防」に注目。
結果次第で一気に流れが決まりそうですね。
ではでは。