週間ドル円見通し:キャリートレード再開でドル円は依然ボラティリティ高め
結論
米国のハードランディング懸念が後退し、ドル円は再び金利差に注目
日銀の追加利上げ観測はあるが、市場は大きな動揺を見せず
米国金利の上昇でキャリートレードが再び優勢に
ドル円は雇用統計次第で方向感が決まりそう

ファンダメンタルズ見通し
8月初旬までは「米国経済のハードランディング懸念」でドル円は大きく売られましたが、その後は米国経済指標が底堅く、米金利の持ち直しとともにドル円は反発しています。
9月時点で米10年債利回りは再び上昇、日米金利差が拡大したことで円を売ってドルを買うキャリートレードが再開されました。
一方で、日銀は7月に予想以上の利上げを実施しましたが、市場は「あと20bp程度の追加利上げなら吸収可能」と判断。
結果的に、ドル円の下押し要因にはならず、米金利動向こそが最大のドライバーとなっています。

注目イベント
米雇用統計
→ キャリートレードの継続可否を占う最重要イベント。
強い結果ならドル高・円安、弱ければ逆方向へ。
米国債入札
→ 需要が弱ければ利回り上昇 → ドル円のサポート要因に。
テクニカル見通し
直近のドル円は乱高下を繰り返しており、「151〜155円のレンジ」を軸にした売買戦略が有効です。
サポート:151円
レジスタンス:155円
このゾーンでの押し目買いが意識されやすいですが、米雇用統計次第では一気にブレイクする可能性もあります。
トレード戦略
ロング戦略:151〜152円台で押し目買い、ターゲットは154〜155円。
ショート戦略:米指標が弱ければ155円付近から戻り売り狙い。
👉 結論:ドル円は「米金利+雇用統計」に強く反応する展開。
151〜155円のレンジを軸に、指標発表で方向性が出るまで短期売買で対応が良さそうです。