今週の円相場見通し:
日銀利上げは織り込み済み、ドル円は154.3・153で押し目買い戦略
結論
日銀の0.5%利上げは市場予想通り。
上田総裁が追加利上げのサインを示さず、円売りが進行。
焦点は米国の関税政策とFRBの利上げ休止。
154.3・153からの反発はショート手仕舞い&ロングへ切り替え。

週間ファンダメンタルズ
日銀利上げは織り込み済み
日銀はついに翌日物金利を0.5%へ引き上げ、実に17年ぶりの水準に到達しました。
賃金上昇と2%超のインフレ定着を背景にしたものですが、事前に織り込みが進んでいたため、市場の反応は限定的でした。
インフレ率は2.7% → 3.0%へ加速、投票も8対1で利上げ賛成と強気な内容。
しかし、上田総裁が今後の追加利上げへのヒントを一切出さなかったため、ドル円は乱高下しつつも円売り優勢の流れに。
市場の見方
12カ月以内にドル円145円まで下落と予想。
5月利上げの可能性を指摘。
半年ごとに利上げし1.5%へ到達するシナリオを提示。
一方で、市場は「日銀のペースは遅い」と見ており、広い日米金利差がキャリートレード継続を後押ししています。
米国要因が主役に
今後の相場の焦点は米国側です。
関税政策:トランプ大統領の発言次第でリスク回避の動きが強まりやすい。
FRBの休止姿勢:インフレが加速すれば「長期高金利維持」のシナリオも。
結果として、ドル円は「日銀の遅い正常化」よりも「米国金利と関税動向」に振られやすい状況です。

トレード戦略
基本戦略:
154.3・153での反発はショートを手仕舞い、ロングへ切り替え。
上値は156円方向まで狙える展開。
リスクシナリオ:
米景気指標が悪化すればドル売りが加速し、150円割れの調整も。
その場合はレンジ下限を意識した短期売買に切り替え。
まとめ
日銀の0.5%利上げは織り込み済みで円買いインパクトは限定的。
金利差の大きさからキャリートレードが円安を支える。
主役は米国のインフレと関税政策。
154.3・153の押し目でロングが戦略的に有効。
— 今週は「米金利動向とトランプ要因」をにらみつつ、押し目買いのチャンスを狙っていきたいですね。
ではでは。