週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:
円は安全資産として買われる流れ継続、ドル円は140・135をターゲットに

結論

投資家は円を安全資産として選好。
投機筋も円買いを強め、ロングポジションは過去最高水準へ。
先物市場は日銀利上げに懐疑的、2025年の利上げ確率は48%に低下。
ドル円はショート戦略、ターゲットは140円と135円。


週間ファンダメンタルズ

米財務長官ベッセント氏は「日本経済の強さ、インフレ期待の上昇、日銀の利上げ見通し」が円高を支えると発言しました。

ただし、先物市場は利上げに慎重で、2025年の追加引き締め確率は100%から48%に低下。

それでも、ドル円ベア派の勢いは止まりません。

関税を巡る不確実性も円高要因です。
対日24%関税の適用は先送りされたものの、自動車25%、一律10%の関税は継続。

これは日本経済を冷やし、日銀の慎重姿勢を強める要因になります。
それでも、資産運用会社やヘッジファンドは円ロングを2021年以来の水準まで積み増ししており、需給面で円は強いサポートを受けています。

安全資産としての円需要

円が買われる背景には米国の保護主義政策があります。
世界経済の減速リスクや米国景気後退懸念から、投資家は円・スイスフラン・金にシフト。

これまでならドルが安全資産として機能していましたが、トランプ政権の予測不能さが信頼を損ね、ドル売りにつながっています。

実際に、ドルインデックスに対するヘッジ需要が高まり、ドル円のプットオプション需要がコールを上回る状態に。

これは投資家が円高方向を意識している証拠です。

トレード戦略

基本戦略:すでに構築した150.6・144.8からのショートは継続。
戻り場があれば新規売りも検討。

ターゲット:140円 → 135円が今後の下値目標。

シナリオ分岐:
米国が関税をさらに強化すれば、リスク回避の円買い加速で下落余地拡大。

逆に、他国からの圧力で米国が関税を撤回すれば、日銀の利上げ観測が復活し、やはり円高要因に。

まとめ

円は投資家から「ドルに代わる安全資産」として買われ続けている。
投機筋の円ロング積み上がりは円高トレンドを裏付ける。
日銀は利上げに慎重だが、それでも円高要因は優勢。

ドル円はショート戦略が有効。
140円・135円を中期ターゲットに据える展開。

— 今週も戻りを待って淡々と売り戦略を継続していくのが良さそうです。
ではでは。