週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:
日銀は国債市場に満足、7月利上げ観測が残る中ドル円は149円台を試す展開

結論

日銀は国債市場の動きを容認、懸念なしと判断。
7月利上げ観測は残るが確率は48%に低下。
米ドルペアは過度な下落の反動で修正の可能性。
ドル円は149.15〜149.25突破でロング、150.7・151.7では戻り売り狙い。


週間ファンダメンタルズ

日本国債市場と日銀の見方

日本国債利回りは17年ぶりの高水準に達し、国債費は予算の25%を占めるまで膨らんでいます。

さらに今後4年間で約23兆円の負担増が予想される状況ですが、日銀は「問題なし」と判断。

上田総裁は「国債利回りの上昇は経済・物価・海外金利を反映している」とし、むしろ賃金と消費の好循環を重視する姿勢を示しています。


一方、3月会合での利上げ予想はゼロ。
最も有力視される7月利上げも支持は56%→48%へと低下しました。

加えて、76%が“半年ごとの利上げ”を予想しており、円高が勢いづきにくい背景となっています。

米国要因とドルの修正

例年であれば「日銀+FRBの会合週」はドル円にとって大きな節目ですが、今回はトランプ政権の関税政策が相場の主導役。

4月に新たな関税が予定されており、ドルには下押し圧力がかかっています。

ただし、3月のドル安は行き過ぎとの見方も強まっており、米経済は依然として底堅いことから、ドルペア全般で反発=修正局面が意識されています。

ドル円もこの影響で149円台を試す展開が考えられます。

トレード戦略

基本戦略:

149.15〜149.25突破で短期ロングを狙う。
ただし、上昇が150.7や151.7に達した場合は戻り売り戦略に切り替え。

利確・分岐シナリオ:
ロングの場合は150.0付近で一部利確、残りは150.7前後で手仕舞い。
ショートは150.7・151.7からエントリーし、148.8・148.1を目標にする。

149.15を超えられなかった場合は早めにショート方向で回転を効かせる。

まとめ

日銀は国債利回り上昇を「正常」と評価し、市場介入の意思なし。
7月利上げ観測は残るが確率は低下、円高を抑制する要因に。
米ドルは関税リスクを抱えつつも、過度な売られすぎから修正の動きが入りやすい。
ドル円は149円台突破でロング、150.7・151.7ではショート狙いが有効。

— 今週も「節目での売買切り替え」がカギになりそうです。
戻りを見極めつつ柔軟に対応していきたいですね。
ではでは。