今週の円相場見通し:
先週はFOMC据え置き&パウエル議長の早期利下げけん制、そして米雇用統計の強烈な上振れ(非農業雇用者数+35.3万人/失業率3.7%/平均時給+0.6%)で
米金利・ドルが急反発。
USD/JPYは146円台から上伸し、148円台を中心に高止まりして週越し。
今週はISM非製造業(5日)と要人発言が主材料。
日本側のイベントは軽く、当局の口先牽制以外に円買いの手掛かりは乏しい。
ベースは押し目買い優勢だが、高所警戒も同居。

週間ファンダメンタルズ
米サイド
FOMC(1/31):政策金利は据え置き。
議長は3月利下げに慎重なトーン。
短期金利が上振れ、ドルを支援。
米雇用統計(2/2):雇用・賃金ともにサプライズ強。
終盤の利下げ観測は残るものの、“高金利長期化”再評価で金利差が拡大。
今週:ISM非製造業(5日)、失業保険申請(8日)。
インフレ指標は来週(CPI)だが、強いサービス活動・賃金の粘着性が確認されればドル堅調を後押し。
日本サイド
直近の日銀会合は通過済みで材料乏しい。
実需フローと当局発言が主な変動要因。
無秩序な円安を牽制するヘッドラインには注意。
相場の位置関係
152手前での介入警戒ゾーンまでは距離がある一方、148–149円は戻り売りも出やすい帯。
イベントが薄い分、短期はテクニカル主導。
トレード戦略
基本方針:押し目買いを軸に、上値は段階利食い
買い場:147.80/147.30/146.80の押し目帯。
指値は分割、NYクローズ基準で下抜け継続なら一旦撤退。
上値ターゲット:148.80→149.20(戻り売りが厚い)/その上は149.70→150.00。
指標なしでの“一気抜け”はフェイク化しやすい前提。
無効化条件:ISM非製造業の鈍化や要人のハト派サプライズで147.00を明確に割り込む場合。
次は146.20–146.00の支持帯を試す展開。
運用の細則:イベント直後の成行追随は回避。
ストップは節目の外側、利食いは2~3回に分ける。
ヘッドラインでのヒゲ対策として、1~5分足の落ち着き待ち。
まとめ
強い米雇用×FOMCの早期利下げ後ずれで、ドル円は金利差ドリブンの上目線を維持。
今週はビッグデータ前の“つなぎ”週だが、ISM非製造業の強弱が短期の方向を占う。
日本側は材料薄で、当局の牽制ヘッドラインが唯一の不確実性。
戦術は147円台後半~147円前半の押し目拾い/148.8–149.2で段階利食い。
中期の鍵は来週のCPIだが、当面は「データに崩れが出ない限り、上方向を試す」スタンスで臨みたい。