週刊ドル円見通し|ファンダ×戦略

今週の円相場見通し:
焦点は米インフレ指標に集約される。
13日の米CPI、16日の米PPIが金利期待を左右し、ドル円の方向感を決めにいく公算が大きい。

先週はFOMC据え置きと強い米雇用で金利高止まりが意識され、ドル円は149円台後半で越週。

日本は祝日明けの週で材料は軽く、実需と当局発言を除けば米指標待ちの地合い。
150.00の大台を前に上値が重い一方、押し目は拾われやすい。

週間ファンダメンタルズ

米CPIとPPIが最大イベント。
コアの粘着性が確認されればフロントエンド利回りが持ち上がり、ドル高と円安に傾きやすい。

下振れなら利下げ観測が巻き戻され、ドルの上値が抑えられる。

米経済は雇用と賃金の強さが意識されており、要人発言でも拙速な利下げに慎重なトーンが続く可能性が高い。

日本側は日銀会合がなく、国内カレンダーも軽い。
相場の最大の不確実性は当局の牽制ヘッドラインと流動性の薄い時間帯の値動き。

地政学や株式のリスクセンチメントは短期の変動要因。
大きなリスクオフがなければ金利差優位が下支えとなる。

トレード戦略

基本方針は押し目買い優勢、イベント前後は回転重視。

上値の焦点は150.00の大台と150.50。

大台突破は一度に走りにくく、初動のフェイクに注意。
確定足で定着を確認してからの順張りが有効。

下値は148.80、148.20、147.70が支持候補。
CPI下振れで147円台へ押し込む場面があれば分割で拾う。

管理面ではストップを直近スイングの外側に置き、イベント直後の成行追随は避ける。
利食いは段階化し、残玉はトレーリングで対応。

まとめ

日本側の材料が乏しいなか、今週は米CPIとPPIが主導。
強めのインフレなら金利差が意識され150円台乗せを試し、弱ければ148円台前半までの調整が視野。

大台付近は値動きが荒くなりやすい。
イベント前はレンジ回転、イベント後は方向の定着を待って素直に順張りへ切り替える。