今週の円相場見通し:
明日の日銀会合を前に、USD/JPYの1日インプライド・ボラティリティ(IV)は20日平均比239%まで急騰。
理論値ベースで±125pipsの振れが見込まれ、週間想定レンジの約65%を1日で消化し得る水準。
一方、会合の結論が約22時間後とあって欧州・NYは様子見ムードが濃く、瞬間風速と閑散が同居しそうだ。
主要通貨ではEUR/USDの1日IVが20日平均比123%、NZD/USDを除く他は100%未満で、ドル円以外はボラ不足。
テクニカルでは、USD/JPYは月間で+11%超と2022年6月以来の強さだが、上値追いの余地は会合次第。
介入高値の更新にはハト派サプライズが要る一方、現実味があるのはタカ派寄りの驚き=下振れシナリオ

週間ファンダメンタルズ
日銀会合(火):超緩和の枠組みは基本維持見通し。
もし想定外のタカ派色が出れば円急騰・ドル円下落。
逆にハト派サプライズなら介入高値上抜けの可能性も。
米指標の手掛かり乏しい:ニュースフローが薄く、短期はテクニカル主導の値動きになりやすい。
ボラティリティの偏り:USD/JPYのIV高止まりに対し、他通貨は低ボラ。
イベント直前直後の値飛び・スリッページに要警戒。
トレード戦略
基本方針(短期):会合前はテクニカル優位の戻り売り寄り。
直近はデイリーS1でいったん下げ止まり気味だが、戻りは限定と想定。
売買戦術:
軽い自律反発が入れば、147.25(HVN)~147.00帯での下向き再開に注目。
ヘッド&ショルダー形成リスクに留意。
ネック割れならターゲットは146.50。
上方向の条件:日銀が明確にハト派ならレジスタンス上抜けトライの余地。
ただし「会合前の追随買い」はリスクリワード低下。
時間軸の切り分け:今~会合まではテクニカル/コリドー内の回転。
会合後は初動のフェイクに注意し、1本足~5分足の落ち着き確認後にエントリー。
まとめ
ドル円は「会合待ちの小反発→戻り売り」が基本線で、147.25~147.00が初期サポート帯、割れれば146.50が次の着地点候補。
上抜けシナリオはハト派サプライズが前提。
会合の結論が出るまで無理なポジションは抑え、ストップは節目の外側に置く。
会合後は初動に飛び乗らず、方向の再確認を経てから戦術を更新したい。